こんにちはー!ふれっど(@fredchic_s)です!
今回はストレートバレルの、グリップについてです^^
こんな疑問を解決します。
この記事を書くわたし
ストレートバレル「ゴメス11」を投げている動画がこちらです。
この記事では、ロングストレートバレルの「ゴメス11」を使って、7種類の「グリップ」と「飛び」を解説します。
この記事で分かること
ストレートバレルのグリップ①:4フィンガーで重心をつかむ
人差し指で、重心をとらえて、親指、人差し指、中指、薬指の4本で、グリップをしています。
中指と薬指はティップの上に添えるだけです。
中指と薬指がティップに強くかかりすぎないように、小指はブランとしています。
重心をとらえているのと、4本でダーツを支えているので、安定した飛びをします。
このグリップの飛びは、このような感じです。
ストレートバレルのグリップ②:4フィンガーで薬指の上にティップを乗せる
基本的には①の4フィンガーと同じで、薬指だけ、ティップの上ではなく、下にそえます。
薬指の上に、ティップが乗っかるような形です。
鈴木猛大プロのグリップに近いものとなっています。
薬指がひっかかりにくく、ダーツの矢先が上に上がりやすいので、飛びが良いです。
しかし、小指が薬指の下に入りやすく、力みやすい可能性があります。
どうしても、脱力できないときは、小指を薬指の上に乗せるのもアリです。
飛びについてはこちらとなっています。
ストレートバレルのグリップ③:4フィンガーで後方をつかむ
人差し指、親指で、バレルの重心よりも後ろをグリップして、中指、薬指はそえるだけにしています。
人差し指は、バレルの上に乗せるようにグリップしているのがポイントです。
このグリップは、飛びが特徴的です。
リリースした瞬間、矢の先端は自然と上を向きやすいので、ターゲットに刺さるときには、矢の先端が下になります。
この矢飛びは、ハードダーツにおいては、刺さったダーツに当てやすく、グルーピングさせやすいというメリットがあります。
スタッキングという技術です^^
しかし、ソフトダーツにおいては、的にささりにくいので、ポロポロ落ちてしまうというデメリットがあります。
ストレートバレルのグリップ④:2フィンガーで前方をつかむ
このグリップは人差し指と親指の2本で、重心よりも前をつかむグリップです。
バレルの先端近くを引っ張るように、投げることで、まるで紙飛行機を飛ばしているかのような感覚で投げることができます。
中指や、薬指がひっかからないので、飛びはまっすぐスナオです。
2フィンガーで引っ張るグリップの、飛びはこちらです。
ストレートバレルのグリップ⑤:3フィンガーで全体をつかむ
人差し指、親指、中指の3本で、ダーツを支えるグリップとなっています。
こちらは、中指が上に来るパターンです。
3本だとダーツを支えやすいですが、重心をとらえるのを、おろそかにしやすいのが注意点です。
ダーツが空中でバタバタする、原因となってしまいます。
基本は人差し指と親指で重心をもって、中指はそえるだけにするのがポイントです。
3フィンガー(中指上パターン)のグリップの飛びは、こちらとなっています。
ストレートバレルのグリップ⑥:3フィンガーで親指に乗せる
このグリップは、手首をマックスに倒して、親指の上に乗せるタイプのグリップです。
親指と人差し指の面で98%ダーツを支えているので、中指はほんのりふれているくらいです。
手首のスナップを使えるのと、指の面の摩擦が強いので、飛びはとても良いです。
そして、グリップが重心から多少ズレていても、あまり飛びには影響しません。
しかし、手首が柔らかくないと投げる体勢がきついですし、安定しません。
女性の方で、とてもダーツの飛びが良い人がいましたが、このグリップでした。
実際の飛びはこちらです。
ストレートバレルのグリップ⑦:3フィンガーで鉛筆持ち
人差し指と親指で重心をつかみ、中指の上にティップを乗せるグリップです。
鉛筆やシャープペンシル、ボールペンは、誰しもが持ったことのあるものなので、万人に持ちやすいとも言えます。
中指も薬指もジャマをしないので、動画のように綺麗に飛んでいきます。
こちらも小指が握る形になってしまうので、力みやすい方には、あまりおすすめしないグリップです。
世界的トッププロのフィル・テイラー選手は、似たようなグリップですが、人差し指と親指の2本でグリップしています。
ストレートバレルのグリップで大切なのは「脱力」と「重心」。そしてグリップよりも、もっと大切なのは…
ストレートバレルをグリップする上で、もっとも重要なのは、以下の2つであると考えています。
- 脱力すること
- 重心をとらえること
グリップにおいて、脱力するポイントは中指、薬指、小指を握りすぎないことです。
わたしの経験上、小指を握っている形ができていると、気づかないうちに、中指、薬指がチップに当たりすぎでしまうことがあるからです。
3本のゆびの組み合わせで、一番握力が強いのが「中指、薬指、小指」の組み合わせであるという、研究もあります。
とはいえ、「いや、3本同時には意識できないよ!」という方も、いらっしゃると思います。
そんなときは「小指」だけでも、ブランと力を抜いてみてください。
薬指と中指もつられて、脱力できます^^
そして、グリップよりも重要なのは「リリースでダーツを抜くこと」です。
この記事では7種類のグリップの動画を乗せましたが、全てリリースでダーツを抜いています。
つまり、しっかり抜いて投げれれば、グリップはあまり関係ないということになります。
「リリースの抜き方」と「重心」については、過去記事「【ストレートバレルの投げ方】グルーピングできないときの3つのコツ」で、ていねいに解説しています。
この記事は、ツイッターのフォロワーさんにも好評でした^^
まとめ:ストレートバレルのグリップ7種類を紹介【飛びの違いを動画で検証】
グリップはダーツプレイヤーの数だけ、種類があります。
人それぞれ違うので、正解はありません。
この記事が「あなただけのグリップ」を見つけるのに、少しでもヒントになれば、うれしいです。
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最後まで読んでいただき、ほんとうにありがとうございました!
したらまたっ!