- 筋トレをすることでダーツは上達するの?
- 筋肉痛でダーツが投げられなくなるのでは?
- 筋トレしたら投げる感覚が変わりそうで不安
- 仕事が忙しくて筋トレをする時間なんてない...
- どんな筋トレが効果的なのか知りたい
「筋肉痛で投げる感覚が変わるのでは」「本当に効果があるのか」など、筋トレとダーツは相性が悪いのではないかと感じている人は多いです。
この記事を書くわたしは、ダーツ歴10年、筋トレ歴6年。元JAPANプロの経歴を持つ、現役のダーツプレイヤーです。
今でも、腹筋、胸筋、脚のトレーニングを、毎日ローテーションしています。
この記事を読むことで、筋トレのメリット、デメリット、効果、注意点、おすすめの筋トレメニューについて知ることができます。
この記事で分かること
筋トレがダーツにおよぼす4つのメリットと効果
筋トレの効果は以下の4つです。
- 下半身と体感強化でダーツの飛びが安定する
- 上腕三頭筋を鍛えるとダーツをラクに飛ばせられる
- 背筋が伸びるのでダーツを長時間投げられる
- ダーツに必要な強靭なメンタルが手に入る
下半身と体幹強化でダーツの飛びが安定する
下半身と体幹強化で、ダーツの飛びが安定します。
なんで地面なの?的に向けてダーツにチカラを乗せるんじゃないの?と思いますよね。
反対方向のチカラを受け止めるのは、地面です。そして、ダーツに乗せるチカラと、地面のチカラを支えているのが、下半身や体幹です。
下半身がフラフラしていたり、体幹がブレブレだと、ダーツに対しても、地面に対してもしっかりとチカラを加えることができないため、飛びが悪くなったり、不安定になったりします。
私はほとんどの体重を右足に乗せていますが、筋トレをしていることから、ぜんぜんフラフラしませんし、投げるときに体勢がくずれたりもしません。
筋トレによる下半身と体幹強化は、ダーツの飛びを安定させることから、ダーツ上達に繋がります。
上腕三頭筋を鍛えるとダーツをラクに飛ばせられる
ダーツを投げるときに使う主な腕の筋肉は、上腕三頭筋(二の腕のプニプニの部分)です。
二の腕のプニプニをさわりながら、本気の素振りしてみると、筋肉の動きがわかるのでぜひ試してみてください。
ダーツは脱力することがコツです。上腕三頭筋を適度に鍛えておくことは、少ないチカラでダーツにチカラを乗せるのに役立ちます。
また、腕が疲れにくくなるので、ダーツを長時間投げることも可能になります。
背筋が伸びるのでダーツを長時間投げれる
あなたは猫背に悩んでいませんか?猫背は肩こりや目の疲れを引き起こすので、ダーツを長時間投げられない原因となります。
そして、背筋が伸びると、投げているときの身体の軸がまっすぐになりやすいです。身体の軸がまっすぐになると、ダーツをかまえたときのバランスが良くなります。
また、背筋を伸ばすことは、ポジティブな記憶や考えを忘れないことにもつながります。
ポジティブな感情は、練習する行動力やダーツを楽しいと思う心につながるので、ダーツ上達につながります。
ダーツに必要な強靭なメンタルが手に入る
筋トレを取り入れることで、手に入れられるメンタルは、たくさんあります。
ダーツに役立つメンタルを、7つに厳選して紹介します。
チャレンジ精神が強くなる、判断力が上がる
リスクをおそれず、大胆な戦略が取れるようになります。
クリケットの戦略については「【クリケットは戦略が命】今すぐできるダーツの攻め方を徹底解説」で解説しています。
集中力と思考力が増す
筋トレは集中力と思考力の向上になります。
01のアレンジや、クリケットで逆転するときなどのここぞのときに、この集中力と思考力が役立ちます^^
また、アドレナリンは運動能力が向上するという効果も。「ダーツを投げるという運動能力」も上がることとなります。
記憶力が上がる
筋トレを取り入れることで、記憶力が高くなります。
ダーツの投げ方を記憶しておくことに役立ちます^^
メンタルが安定する
筋肉がつくことで見た目が良くなり、自信につながり、メンタルが安定します。
試合のときも自信を持ってダーツを投げることができます。
この自信が、「腕がしっかり振れる」「手が伸びる」ことにつながり、ダーツの飛びが良くなります。
とくに腹筋にシックスパックができたり、胸筋が大きくなることで、見た目が大きく変わるので、自信につながります。
筋肉を早く大きくするには、筋トレ直後のプロテインにプロテインを飲むのがおすすめです。
ストレス発散になる
筋トレをすると、ストレス発散になります。
これは運動することによって「GAVA」が出て、体をリラックスさせる効果があるからです。
寝付きが良くなり睡眠の質が向上する
筋トレをすることで、夜の寝付きがよくなり、睡眠の質が上がります。
これは筋トレによって出たセロトニンが、ここちよい眠りにつながるからです。
ピンチに強くなる
普段から筋トレをすることで、逆境に強くなります。
これは普段から筋トレで身体を追い込むことに慣れていることによって、試合で相手に追い込まれたときも、ふんばることができるからです。
デメリットは筋肉痛のときのダーツ【上腕三頭筋と上腕二頭筋に注意】
もし、下記のデメリットが不安でしたら、腕の筋トレはしないでください!
腕立てふせをした直後は、まったくといって良いほど、ダーツが投げられません
それは、上腕三頭筋(二の腕のプニプニの部分)が筋肉痛を起こして、重たくなって動かなくなるからです。
しかし、1時間もたてば復活するので、普通に投げられます。むしろ1時間後は腕が軽くなっているので、私の場合は脱力して投げられます。
どうしても投げたいときは、超脱力して飛ばす練習をおすすめします。「ターゲットに入る、入らない」をまったく気にせず、ただ脱力してダーツを飛ばすだけの練習です。
また、上腕二頭筋(腕の力こぶの部分)は筋トレによって大きくなると、テイクバックでダーツを引く、倒すときに、じゃまになることがあります。
テイクバックが深い(大きい)人は、テイクバックが浅くなる(小さくなる)可能性があるので、注意が必要です。
海外のプロダーツプレイヤーも、腕が大根のように太い方たちばかりなので、筋肉がダーツに良くないとは一概には言えないと考えています。
ただ、もう一度言います!上記のデメリットが不安でしたら、腕の筋トレはしないでください!
ダーツプレイヤーにおすすめする時短筋トレ5選【効率的に筋肉を増やす方法も紹介】
私は1年以上、おもに時短筋トレのYouTubeチャンネル(メトロンブログさんのBOOST ATHLETES)を見ながら、筋トレをしています。
YouTube(BOOST ATHLETES)を見ることを、おすすめする理由は7つです。
- 自宅でパッと気軽にできる
- 様々な動きがあって飽きない
- 動きの解説が、とても具体的でわかりやすい
- 動画のペースに合わせるので、限界まで追い込める
- 1つのメニューが2〜3分間なので、忙しくても継続しやすい
- ヨガマット以外の器具が必要ないので、ジムに行くよりも節約になる
- 筋肉をつけるのに効率的な動きを、動画で真似することができるから楽
私は1日目はスクワットと脚トレ、2日目は腹筋とプランク、3日目が胸トレ(腕立て)をひたすらローテーションしています。
逆に、筋肉痛があるときの筋トレの効果は、低くなってしまうので注意してください。
筋トレをやる前の注意
腹筋をやるときは、床にヨガマットを敷くことをおすすめします。
厚さ15mmのぶあついヨガマットが、あなたの腰を守ってくれます。
わたしは5mmの厚さのヨガマットも持っていますが、クッション性が低く、腰が痛くなるので、15mmの極厚ヨガマットに変えました。
ヨガマットをすぐに用意できないときは、お布団など何かクッション性のあるものの上でも、オッケーです。
スクワットと脚トレで下半身強化
普通のスクワットと片足スクワット等、下半身を徹底的に鍛えるメニューです。
3分間という短い時間ですが、やり終えたら脚がパンパンになります。
腹筋とプランクで体幹強化
この2つのメニューには、さまざまな動きの腹筋トレーニングが、ギュッと詰まっています。
普通の腹筋運動(状態起こし)だと、面白くもなんともありません。
しかし、この2つの動画は、脚を上げたり、プランク(肘と腕と爪先で体を浮かせて静止するトレーニング)したり、動きをどんどん変えていくので、まったく飽きません。
胸トレと腕立てふせで胸筋と上腕三頭筋強化
おもに胸を強化するこの2つのメニューがおすすめです。
こちらも3日に1回、2つのメニューを1セットずつやっています。
腕の鍛えすぎは、デメリットのところで書いたとおり、ダーツに影響を及ぼす可能性が高いです。
最後にもう一度だけ言います!もし上記のデメリットが不安でしたら、腕の筋トレはしないでください!
筋トレをした後はプロテインでタンパク質をとると効率的
ダーツや仕事をしていたら、なかなか筋トレする時間がとれないことがありますよね。
そういったときは、プロテインを飲むと、少ない筋トレでも効率的に筋肉を鍛えることができます。
この時間帯にプロテインを飲むことで、効率よく筋肉を大きくすることができます。
ちなみに、わたしが長年愛用しているプロテインがコイツ。
わたしは今までプロテインを約10種類飲んできましたが、この「グロング プロテイン」がコスパ、美味しさ、溶けやすさのバランスが最高です。
とくに3kgタイプがコスパ最強です!※1食約61円
冷たい牛乳や水への溶けやすさは、他のプロテインに比べて少し劣りますが、牛乳や水をできるだけ常温にしておけば、溶けやすいです。
お金をあまりかけずに、短期間で良いカラダを作って自信をつけるのには、グロングのプロテインはうってつけです。
【まとめ】筋トレをすることでダーツは上達するのか【効果・やり方を徹底解説】
以上、筋トレとダーツの関係について、徹底的に解説しました。
- 筋トレ効果
- 下半身と体幹強化でダーツの飛びが安定する
- 上腕三頭筋を鍛えるとダーツを楽に飛ばせる
- 背筋が伸びるのでダーツを長時間投げれる
- ダーツに必要な強靭なメンタルが手に入る
- デメリットは筋肉痛
- おすすめの筋トレ
- スクワット
- 脚トレ
- 腹筋【15mmの極厚ヨガマットで腰を守ろう!】
- プランク
- 胸トレ(腕立てふせ)
- 筋トレ後はコスパ最強の「グロング プロテイン」で効率的に筋肉をつける
わたしは筋トレをすることは、ダーツにおいて、たくさんのメリットがあると考えています。
しかし、「腕の筋肉痛」というデメリットがあることも、確かです。
まずは下半身や体幹の筋トレから、少しずつ取り入れてみては、いかがでしょうか^^