2020年11月25日に発売された「ライジングサンG5」。
ダーツをされている方にとっては、知らない人はいないほどの世界的な超有名選手「村松治樹プロ」の最新モデルとなっています。
今回、「ライジングサンG5」を実際に買って投げてみましたので、カットや投げやすさ、おすすめのセッティング等について、ご紹介します。
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【ライジングサンG5】のまとめ
- 絶妙な形状が手にフィットする
- 段差のようなカットが指に吸い付く
- 初心者、中級者にも投げやすいバレル
- 手が乾燥していると、すべりやすいかも
- 細いのに、グリップしやすいトルピードバレル
この記事で分かること
【ライジングサンG5】のカット・デザイン・スペックは?
「ライジングサンG5」は全体的に「階段のような段差のカット」と、「細かいリングカット」が入っています。
そして、バレルの一番うしろに「ゆるやかなくぼみ」があります。
バレルの真ん中、後ろにかけては、多角カットが3つ入っています。
なんといっても、このブルーとシルバーが素敵です。※エスダーツ限定モデル
「ライジングサンG5」のスペックをまとめました
バレル形状 | トルピード |
素材の材質 | タングステン95% |
バレル単体重量 | 18.3g |
バレル全長 | 42.5mm |
バレル最大径 | 6.8mm |
タイプ | No.5,2BA,STEEL |
ブランド | ターゲット |
プレイヤー | 村松治樹プロ |
発売開始日 | 2020/11/25 |
今回は「村松治樹プロ最新セッティングG5 S-DARTS限定セット」をメインにご紹介します。
セット内容はこちら。
- バレル3本:チタンブルー2本、クロムコーティングの白銀1本
- シャフト3本:長さはフライトを付けた状態で約28mm
- フライト3枚:形状はシェイプで紙の折りたたみ式
- チップ3個:ターゲットポイントのNo.5
- シャフト3本:8フライトスリムタイプ 長さは44mm 村松治樹モデル
- フライト3個:8フライト 形状はスリムタイプ 村松治樹モデル
- チップ30個:プレミアムリップポイントのNo.5
- エスダーツ特性クリアファイル(B5サイズ)
エスダーツ限定セットで、セッティングしたものがこちら。
クリアファイルはこちらです。
No.5のチップがついているのも嬉しいです。
ちなみに通常版のセット内容はこちらです。
- バレル3本:3本ともすべて同じ色
- シャフト3本:長さは約28mm
- フライト3個:形状はシェイプ
- チップ3個:No.5または2BA
エスダーツ限定モデルの内容はこちらです。
- バレル3本:チタンブルー2本、クロムコーティングの白銀1本
- シャフト3本:長さは約28mm
- フライト3個:形状はシェイプ
- チップ3個:No.5
【ライジングサンG5】の投げやすさ・飛び・重心・重量感・グリップは?【投げ込んでみた感想】
バレルを買うときに気になる次の「5つ」について、解説します。
- 投げやすさ
- ダーツの飛び
- バレルの重心
- バレルの重量感
- グリップのしやすさ
投げやすさ
「ライジングサンG5」は、ダーツ初心者、中級者の方にも投げやすいバレルとなっています。
このへこみに人差し指をかけてグリップをつくっていけば、きれいに飛ばすことができるようになっています。
はじめてこの「ライジングサン G5」をもったときも、投げやすさを感じることができるはずです。
ダーツの飛び
「ライジングサンG5」の飛びは、とても良いです。
くぼみに階段の段差のようなカットが入っているので、押し出しやすいからです。
このクビレとギザギザが、リリースの瞬間まで指にフィットして、そしてきれいに抜けていきます。
実際の飛びがこちらです。
通常版のシェイプの紙フライト、約28mmシャフトのセッティング時のスロー動画。
エスダーツ限定版シャフト・フライトセッティング時のスロー動画。
バレルの重心
通常版のシェイプの紙フライト、約28mmのシャフトセッティング時の重心はこちら。
エスダーツ限定セットの村松治樹モデルのフライト・シャフトセッティング時の重心はこちら。
バレル単体の重心は、ほぼ中心ですが、ほんの少しだけ後ろです。
バレルの重量感
「ライジングサンG5」の重さは18.3gということで、最近の他のプロモデルと比較すると、重量は平均という感じです。
しかし、持ったときの重さは充分に感じることができます。
グリップのしやすさ
「ライジングサンG5」は、とてもグリップしやすいバレルとなっています。
しかし、わたしもそうですが、手が乾燥していると、リリースのときにバレルが少しすべりやすいかもしれません。
とはいえ、しっとりさせておけば、バツグンのグリップ感があります。
指の乾燥に悩んでいる方は、過去記事「冬は手のカサカサでダーツが滑る【超乾燥肌を超しっとりさせる方法】」をどうぞ^^
「ライジングサンG5」は、いつもグリップに悩んでしまうあなたに、ピッタリのバレルです。
【ライジングサンG5】のおすすめのセッティングは?
わたしがおすすめするセッティングはこちらです。
- フライト:フィット カイト
- シャフト:フィット スリム スピンタイプ 5 長さ31mm
通常セット、村松治樹プロ最新セッティングと比べて、飛びを鋭くしています。
横から見ると、卵の形のような飛びです。
この的の直前まで伸びていくような飛びが、グルーピングと安定感を生み出すと考えています。
おすすめのセッティングと、通常セットと、村松治樹プロ最新セッティングの飛びの比較動画がこちらです。
1本目が通常セット、2本目がふれっどおすすめのセッティング、3本目が村松治樹プロ最新セッティングになっています。
【ライジングサンG5】にDLCリミテッドエディションが登場
DLCとは「ダイヤモンド ライク カーボン」の略で、バレルの表面にうすーくコーティングすることで、表面が硬くなり、摩耗に強くなるものです。
「ライジングサンG5 DLCリミテッド 2BA」は、通常の「ライジングサンG5」と値段が変わらないにも関わらず、バレルが長持ちするコーティングと、非売品のフライト・シャフト付きで、お得すぎです。
- バレル3本:3本ともすべて同じ色
- シャフト3本:長さは約28mm
- フライト3個:形状はシェイプ
- チップ3個:2BA
- 非売品フライト3個:DV8 BLACK SLIM HARUKI MURAMATSU G2 FLIGHT
- 非売品シャフト3本:44MM WHITE SLIM SHAFT
数量限定ですので、お早めに^^
【ライジングサンG5】の口コミ、評判、評価は?
「ライジングサンG5」のレビューについて、調べてまとめました。
評価のレビュー
とにかくかっこいい。投げてみて尚良し。
後ろ重心ですが、先代(G3等)と比べてクセがなく、誰でも投げやすい仕様になってると感じます。
球の感覚もあり、何よりカットの引っ掛かりがとてもいい。
先代シリーズの良さが凝縮された、最先端な仕上がりになってました。
出典:S-DARTS
評価のレビュー
初代ライジングサン、2.1、3.0まで一通り使っています。
4.0はノーグルーブだったので未使用です(笑)
G5は見た瞬間に即購入を決意、限定の物(保存用)と合わせて2個購入。
早く手元に届くのが楽しみです。
出典:S-DARTS
評価のレビュー
初代のライジングサンの時から気になっていたシリーズのバレルですが!なかなかいままでのが、投げる自信の持てそうなバレルではなかったので、買ったことはありませんでしたが、今回のG5は見た時からブルーとシルバー色分けところと性能にホレて購入を決意しました。
出典:S-DARTS
みなさん、「ライジングサンG5」の、見た目の評価が高い印象です。
【ライジングサンG5】と前作【ライジングサン 4.0 47】との違いは?
【ライジングサンG5】と前作【ライジングサン 4.0 47】との違いをまとめてみました。※表は左右にスクロールできます
バレル名 | 形状 | 重量 | 全長 | 最大径 | 素材 | タイプ |
ライジングサン G5 | トルピード | 18.3g | 42.5mm | 6.8mm | タングステン95% | No.5,2BA |
ライジングサン 4.0 47 | トルピード | 21g | 42.5mm | 7.8mm | タングステン95% | 2BA |
前作とのちがいは、重さが軽くなったこと。
そして、最大径(最大太さ)が細くなったことで、ふくらみが小さくなっています。
飛びの違いが分かる動画がこちら。
1本目と3本目が「ライジングサン5」、2本目が「ライジングサン 4.0 47」です。
「ライジングサン5」の飛びはシャープで、「ライジングサン 4.0 47」の軌道はカーブを描いているのがわかります。
「ライジングサン 4.0 47」は、重さとクビレで山なりに飛ばす。
「ライジングサン 5」は、カットとクビレで鋭く飛ばす。
そんな違いがあります。
前作の「ライジングサン 4.0 47」のレビュー記事「【ライジングサン 4.0 47レビュー】曲線が美しいダーツバレル」についても書いていますので、興味がある方はぜひ^^
【ライジングサンG5】と他の人気バレルを比較すると?
「ライジングサン G5」と他のバレルについて、比較してみました。※表は左右にスクロールできます
バレル名 | 形状 | 重量 | 全長 | 最大径 | 素材 | タイプ |
ライジングサン G5 | トルピード | 18.3g | 42.5mm | 6.8mm | タングステン95% | No.5,2BA |
ライジングサン 4.0 47 | トルピード | 21g | 42.5mm | 7.8mm | タングステン95% | 2BA |
エンプレチュ | トルピード | 17g | 41mm | 7.6mm | タングステン90% | 2BA |
ザミラクル ジェネレーション2 | トルピード | 21g | 49mm | 7.0mm | タングステン95% | 2BA |
ローマン タイプ2 | トルピード | 19g | 44mm | 7.3mm | タングステン90% | 2BA |
ロペス タイプ4 | トルピード | 20g | 39mm | 7.8mm | タングステン95% | 2BA |
ソロ ジェネレーション4 | ストレート | 17.5g | 45mm | 6.8mm | タングステン90% | 2BA |
ゴメス タイプ11 | ストレート | 22g | 52mm | 6.6mm | タングステン95% | 2BA |
パイロストレート | ストレート | 16.5g | 42.5mm | 6.6mm | タングステン90% | 2BA |
エフォール2 | ストレート | 20g | 48mm | 6.6mm | タングステン90% | 2BA |
最大径(最大太さ)は他の人気トルピードバレルに比べて、細くなっています。
普通は細いと、ストレートバレルに近い形になるので、持つ場所に迷いがちです。
しかし、この「ライジングサンG5」は、すでに説明したとおり、持つところに迷いません。
この絶妙な細さとクビレとカットが、「飛び」と「グルーピング」を生む。
そんなバレルになっています。
おすすめの人気プロモデルバレルを、もっと詳しく比較している記事「ダーツ中級者おすすめ人気バレル10選【すべて買って比較してみた】」もあります。
【ライジングサンG5】のレビューまとめ
「ライジングサンG5」を実際に投げてみた上で、メリット・デメリットをまとめてみました。
【ライジングサンG5】のまとめ
- 絶妙な形状が手にフィットする
- 段差のようなカットが指に吸い付く
- 初心者、中級者にも投げやすいバレル
- 手が乾燥していると、すべりやすいかも
- 細いのに、グリップしやすいトルピードバレル
「ライジングサンG5」の絶妙な指へのフィット感が生み出す、「飛び」と「グルーピング」を感じてください。
【ライジングサンG5】の価格比較と【お得に買う方法】
この記事を読んで、「このバレル欲しい!」と思っても、絶対に今すぐ買わないでください。
まずは、お近くのダーツショップで試し投げをしてみて、自分に合うかどうかを確かめてから、ネットで買うのが、コスパ最強です。
ネットショップはポイントが大量についたり、価格が定価よりも下がっていることが多いからです。
下の価格表の青いリンクから、ネットショップに飛べるようにしています^^
規格は「No.5」と「2BA」と「STEEL」があるので、注意してください
「STEEL」はハードダーツ用なので、ソフトダーツ用に欲しいときは、「No.5」か「2BA」を選んでください。
「No.5」と「2BA」の違いがわからない方は、こちらの記事「【バレルの選び方とその種類】ダーツ選びに失敗しない3つのポイント」もどうぞ^^