【ダーツ デカゴン レビュー】ダイナスティー エーフロー クリスタルライン

試し投げをするのが一番ですが、そもそも近くにショップが無かったり、コロナで外出できないことも…

私はダーツ歴10年の知識、元JAPANプロのスキルをもとにブログを立ち上げ、今まで36種類以上のバレルのレビューをしてきました。

ふれっど

近くに試し投げができるショップが無いので、すべて自宅で投げ込んでレビューしています。

そこでこの記事では、「デカゴン」のスペック、投げやすさ、グリップ感、飛び等について、他のバレルと比べて何が違うのか解説していきます。

デメリットや注意点についても、正直な感想を書いています。

ふれっど

そして、解決策もしっかりご用意しています。

あなたが「デカゴン」を手にして、投げたときの感触までイメージできるよう、写真や動画、表を使って、わかりやすく伝えていきます^^

【ダイナスティー デカゴン】の形状・カット・デザイン・重心・重さ・長さ・スペックは？

「デカゴン」は、長さ45mm、最大径6.6mmのストレートバレルです。

バレル中心から後方にかけて、10角形のナットカットとリングカット・ダブルリングカットが絶妙に並んでいます。

また、バレルの中心から先端にかけては細かめのリングカットが刻まれていて、わずかにテーパー付きです。

シルバーを基調として、カットの中にブルーとブラックが入っており、洗練されたデザインとなっています。

重さはバレル単体で約17.5g。

セッティング時は約20gです。

重心はセンター。

セッティング時の重心は、フライト、シャフトの種類によりますが、写真のイメージです。

「デカゴン」スペック表

【ダイナスティー デカゴン】の投げやすさ・グリップ感・ダーツの飛びは？

バレルを選ぶときに気になる、次の３つについて解説します。

【ダイナスティー デカゴン】の投げやすさ

普段トルピードを使っていて、ストレートバレルに慣れていない方にとっては、投げにくいと感じる人もいるかもしれません。

ふれっど

太さが6.6mmと細めだからです。

とはいえ、最近の人気ストレートバレルの平均は6.6~6.7mm。

そして、「デカゴン」は、ストレートバレルの中では、投げやすい方に入ります。

ふれっど

長さ、太さ、重さのバランスが良いからです^^

スペックとしては、「ソロ4」に似ています。

「ソロ4」は実際に持っていて、とても投げやすいストレートバレルのひとつとなっています。

ふれっど

「デカゴン」と「ソロ4」の形状の違いは、最大径のみ^^

「デカゴン」の方が0.2mm細くなっています。

ふれっど

ぜひ試し投げのときに「デカゴン」と「ソロ4」を比較してみてください^^

ソロ4については、レビュー記事も書いています。

>>【ダーツバレル ソロ4 レビュー】ターゲット 小野恵太選手モデル【ギアグリップが絶妙】

【ダイナスティー デカゴン】のグリップ感

ナットカットとリングカット・ダブルリングカットの配列が、絶妙なグリップ感を生み出しています。

ふれっど

この刻みが指にひっかかりつつも、リリースのときに抜けやすいという印象です。

グリップ感が近いのは、「エフォール2」。

「エフォール2」もナットカットがほどこされており、強めのひっかかりと、リリースの抜けを感じることができます。

ふれっど

ぜひこの２つのバレルを手にとって、比べてみてください^^

「エフォール2」についてもレビューしていますので、気になる方はぜひ^^

>>【ダーツバレル エフォール2 レビュー】大和久明彦選手モデル【超繊細なカットが魅力】

【ダイナスティー デカゴン】ダーツの飛び

ダーツの飛びは、大変良いと感じています。

ふれっど

さきほども説明したとおり、グリップが絶妙だからです。

少ないチカラで、気持ちよく飛んでいく。

そんな印象があります。

「デカゴン」の実際の飛びがこちらです。

【ダイナスティー デカゴン】の注意点は？

「デカゴン」を選ぶときに注意すべき点は「細さ」です。

同じ最大径のストレートバレルである、「エフォール2」や、「ゴメス11」と投げ比べてみましたが、一番細いと感じたのが、この「デカゴン」です。

最大径が同じであるにも関わらず、細いと感じてしまうのは、リングカットの溝の幅が大きいからではないかと考えています。

ふれっど

「細いバレルがニガテ」という方は、注意が必要です。

とはいえ、「細いストレートバレルに慣れている」、「細さはそんなに気にならない」という方にとっては、とくに問題ありません。

【ダイナスティー デカゴン】のおすすめのセッティングは？

おすすめのセッティングについてはこちらです。

「デカゴン」は、とても素直なストレートバレルです。

しっかり飛ばせていればキレイにブルに飛んでいきますし、失投したときは、まっすぐターゲットを外します。

ふれっど

したがって、スタンダードのような大きめのフライトを使ったほうが、空中の姿勢が安定し、失投したときのカバーもしやすいと考えています。

シャフトは、スタンダードフライトを基準として、全体のバランスを考えて5番（31mm）としています。

もちろんこのセッティングが正解ではないので、あなたに合うシャフトとフライトを見つけてみてください^^

【ダイナスティー デカゴン】と他のストレートバレルを比較すると？

「デカゴン」と他のストレートバレルとの比較表を作成しました。

※表は左右にスクロール可能 画像リンク先はダーツハイブ商品ページ

バレルデザイン
メーカー・ブランド	ダイナスティー トリプレイト	トリニダード	ターゲット	ターゲット	トリニダード	ターゲット	コスモダーツ	モンスター	モンスター	ユニコーン	ダイナスティー
バレル名	エフォール2	ゴメス11	シリウス	ソロ4	エデル	パイロストレート	桜花爛漫	オーガ	オーガ2	佐藤かす美選手モデル	デカゴン
最安ショップ	アマゾンで調べる	アマゾンで調べる	楽天市場で調べる	アマゾンで調べる	アマゾンで調べる	楽天市場で調べる	アマゾンで調べる	楽天市場で調べる	楽天市場で調べる	楽天市場で調べる	アマゾンで調べる
Amazon 税込価格[円]	12,500	9,390	8,399	12,800	9,400	13,195	10,484	19,800	19,800	11,000	9,200
楽天市場 税込価格[円]	12,799	9,900	7,980	14,099	11,000	13,000	10,890	19,800	19,800	10,450	9.794
MAXIM 税込価格[円]	12,799	11,000	8,399	14,099	11,000	14,099	12,100	19,800	19,800	11,000	11,799
エスダーツ 税込価格[円]	12,800	11,000	8,400	14,100	11,000	14,100	12,100	19,800	19,800	11,000	11,800
ダーツハイブ 税込価格[円]	12,800	11,000	8,400	14,100	11,000	14,100	12,100	19,800	19,800	11,000	11,800
グリップエリアの刻み	トライアングルカット ナットカット	リングカット	リングカット	ギアグリップ ローレット加工 マイクロシャークカット リングカット	リングカット ローレット加工	デルタカット マイクログルーヴ	リングカット 細いウイングカット	ウイングカット リングカット	リングカット ウイングカット	ダブルリングカット 細かいリングカット	ナットカット ダブルリングカット
重量	20g	22g,20g	18g	17.5g	18.5g	16.5g	18g	16.2	16.2g	18g	17.5g
全長	48mm	52mm	51mm	45mm	45mm	42.5mm	45mm	42mm	43.5mm	46mm	45mm
最大径	6.6mm	6.6mm	6.4mm	6.8mm	6.8mm	6.6mm	6.6mm	6.6mm	7.2mm	7.2mm	6.6mm
投げやすさ
グリップ感	指に優しく食い込む	指に吸い付く	しっかり指にかかる	指に優しく食い込む	指に吸い付く	指に食い込むように 吸い付く	しっかり指にかかる	しっかり指にかかる	指にフィットする しっかり指にかかる	しっかり指にかかる	しっかり指にかかる
ダーツの飛び	伸びのある シャープな矢飛び	伸びのある放物線	シャープ	伸びのある シャープな矢飛び	ややシャープ	シャープ	伸びのある シャープな矢飛び	伸びのある シャープな矢飛び	伸びのある放物線	伸びのある放物線	伸びのある放物線
タングステン 含有率	90%	95%	90%	90%	90%	90%	90%	90%	90%	70%	90%
規格	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA	2BA

【ストレートバレルスペック価格比較表】
2021年5月25日現在

スペックは先ほども説明したとおり、「ソロ4」に似ています。

ふれっど

「デカゴン」を試し投げするときは、似たスペックの「ソロ4」と、似たカットの「エフォール2」の3本を手にとってみるのがおすすめです^^

ストレートバレルについては、おすすめ記事も書いています。

>>おすすめストレートバレル11選【ダーツ歴10年の私が投げ込んで激選】

トルピードが気になる方は、下記の記事もチェックしてみてください^^

>>中級者おすすめダーツバレル17選【バレル専門家が36種類投げ込んで厳選】

【ダイナスティー デカゴン】の価格比較と【損をしないで買う方法】

お近くのショップで試し投げをしたときに、お店の価格を確認してみてください。

その値段と、下の価格表を比べて、安い方を買うのが損をしない買い方です。

【ダイナスティー デカゴン】のレビューまとめ

「デカゴン」を実際に投げたうえで、メリット、デメリットについてまとめてみました。

「デカゴン」の３種の神カットの、絶妙なグリップ感を体感してください。