- フォロースルーで手首が立ってしまう
- 手首を上手に使った投げ方を知りたい
- 自然に手首を返す方法を教えてほしい
- 手首をリラックスさせて投げたい
ダーツを投げるときの手首の動かし方について、悩んでいる方は非常に多いです。
この記事を書くわたしは、ダーツ歴10年、元JAPANプロの経歴のある、現役のダーツプレイヤーです。
そんなわたしが、手首を自然に返す方法や柔らかくするストレッチについて、解説していきます。
この記事で分かること
意識して手首を返すとダーツの投げ方は良くなるのか
手首を返すことを、意識するかしないかのポイントは「脱力」です。
- 手首を返すことを意識しても、しっかり脱力できるなら、意識した方が良い
- 手首を返すことを意識することで、力が入ってしまうなら、意識しない方が良い
手首を柔らかく上手に返すためには、脱力が必須だからです。
人は意識した部分に、力が入りがちです。力が入ったまま手首を使うと、腱鞘炎になってしまうおそれがあるので、注意が必要です。
意識して脱力できないときは、無理に手首を返すことを、意識する必要はありません。
じゃぁどうすれば?と思いますよね。「意識をしなくても手首を使える方法」について、次に解説していきます。
脱力して肘を支点にパタンと倒すと手首は自然に使える
テイクバックするときの、手首の使い方です。
肘は無理して固定しないのがポイント。力が入ってしまうからです。
ほんの少しだけ、手首が手の重さで倒れることを、感じることができます。
あなたはこの状態で、すでに手首を上手に使えています。手首を意識しなくても、手首を使える方法のひとつです。
セットアップで脱力して、手首を倒しきっているのであれば、なんの問題もありません。
これができるのは、関節が柔らかい方に多いです。
肘を支点にダーツを遠心力で飛ばす投げ方で手首をスムーズに返せる
ダーツをリリースするときの、手首の使い方です。
力はほとんどいりません。この手首が返るタイミングは、あなた思っているよりも、だいぶ早いです。
テイクバックして、すぐ手首を返すイメージです。手首の返るタイミングが、遅くなればなるほど、ダーツは下に飛んでいきます。
手首を返す動きは、上への力の向きを下に向ける動きとなります。
したがって、少しでも手首の角度やダーツの角度が、上に向いている必要があるわけです。
もし、どうしてもテイクバックしたあと、すぐに手首を返せないときは、リリースするときに肘を少し押上げてみてください。
ダーツが下に落ちてしまうことを、ほんの少しは、ふせいでくれます。
手首をストレッチで柔らかくして、しなやかな投げ方を手に入れよう
手首のストレッチは、可動域を広くしてくれるので、手首を柔らかく、しなやかでダイナミックに使うことができます。
また、ケガの予防にもなるので、腱鞘炎になりやすい人や、ダーツを長時間投げる人には、ぜひやっていただきたいです。
※写真を撮るのに左手が塞がっていたので、壁を使っています
※こちらも左手がふさがっていたので壁を使っています
以上の2つは、練習中や、試合の前にしっかりやることで、わたしは結果が出ています。
※体重の乗せすぎは注意してください
※体重の乗せすぎは注意してください
以上4つを、毎日練習前やお風呂上がりに、ルーティンとしてやっていただければ、手首が柔らかくなります^^
まとめ:ダーツの投げ方は手首を柔らかく使うことで圧倒的に良くなる
以上、手首をうまく使って、投げる方法について解説しました。
- 手首を返すことを意識しても、しっかり脱力できるなら、意識した方が良い
- 手首を返すことを意識することで、力が入ってしまうなら、意識しない方が良い
- 脱力して、肘を支点にパタンと倒すと、手首は自然に使える
- 肘を支点に、ダーツを遠心力で飛ばす意識で、手首をスムーズに返せる
- 手首をストレッチで柔らかくして、しなやかな投げ方を手に入れよう
手首は脱力した状態でうまく使うことで、ダーツを飛ばしやすくなります。
また、力が抜けていて、ダイナミックでスタイリッシュな投げ方に近づくので、投げている姿も素敵に。
この記事が、あなたのダーツに少しでもお役に立てたらうれしいです^^
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
もし、この記事が気に入っていただけたら、「ブックマーク」と「ダーツ仲間とのシェア」よろしくお願いします!