この記事はこんな人向け
- 「クリスタル タビー」は他のバレルと何が違うの?
- 安い買い物ではないので、失敗したくない!
- 試し投げなしで、いきなりネットで買うのは不安...
試し投げをするのが一番ですが、そもそも近くにショップが無かったり、コロナで外出できないことも…
私はダーツ歴10年の知識、元JAPANプロのスキルをもとにブログを立ち上げ、今まで38種類以上のバレルのレビューをしてきました。
そこでこの記事では、「クリスタル タビー」のスペック、投げやすさ、グリップ感、飛び等について、他のバレルと比べて何が違うのか解説していきます。
デメリットや注意点についても、正直な感想を書いています。
あなたが「クリスタル タビー」を手にして、投げたときの感触までイメージできるよう、写真や動画、表を使って、わかりやすく伝えていきます^^
【タビー】のまとめ
- 高級感あふれる光沢
- 投げ慣れるまでは時間がかかる
- リリースの抜けバツグンのノーグルーブ
- 左手に沈み込むようなずっしりとした重量感
- 優しく包み込むようにグリップすると、指に吸い付く
- 重みと形を感じながら投げることで、圧倒的な飛びが生まれる
この記事で分かること
【ジョーカードライバー タビー】のカット・デザイン・スペックは?
「タビー」はバレル全長40mm、最大径7.6mmのトルピードバレルです。
カットは超絶シンプルに、細いリングカットが1箇所のみ。
ほとんど刻みのない「ノーグルーブ」のバレルとなります。
最大の特徴は「4面に楕円状の削りが入っている形状」です。
表面はポリッシュ加工という鏡のような光沢を生み出す、研磨仕上げがほどこされています。
あれがポリッシュ加工された状態です。
零シリーズのシャフトとフライトも、高級感バツグン。
重さはバレル単体で19.5g。※お借りしたバレルは20g
セッティングした状態で、約21.5g。
バレル単体の重心はセンター。
セッティングしたときの重心は写真のとおりとなっています。
バレル形状 | トルピード |
素材の材質 | タングステン95% |
バレル単体重量 | 19.5g |
セッティング時の重量 | 約21.5g |
バレル全長 | 40mm |
バレル最大径(太さ) | 7.6mm |
規格・タイプ | 2BA |
ブランド | ジョーカードライバー |
「タビー」スペック表
セット内容
- バレル:3本
- シャフト:3本 零シャフト 長さは約28.5mm
- フライト:3本 零フライト 形状はスタンダード
- ティップ;3本
【ジョーカードライバー タビー】の投げやすさ・グリップ感・ダーツの飛びは?
バレルを選ぶときに気になる、次の3つについて解説します。
- 投げやすさ
- グリップ感
- ダーツの飛び
刻みを使って投げている方にとっては投げにくい
ふだん、刻みを使って投げている方にとっては、投げにくいと感じるかもしれません。
刻みのあるバレルは、そのカットの部分を利用して、グリップしたり、リリースでダーツを抜いたりできるのですが、ノーグルーブはそれができません。
じゃぁどうやって投げるんだよ!と思いますよね。
バレルの重さと形を利用して投げます。
「ほんとかよ」と思った方は、こちらの記事「【必見】バレルの重さはダーツスキルを左右する【おすすめの重さも】」で、しっかり解説していますので、あわせてご覧ください。
形についてはトルピードの特徴である「ふくらみ」と、タビー特有の「4面の楕円」をうまく使います。
このふくらみと楕円を人差し指と親指で優しく包み込むことで、前への推進力を高め、キレイに飛ばすことができます。
でも、見た目ツルツルだけど、滑らないの?と思う方もいらっしゃると思います。
そこでグリップについて、次で解説します。
見た目ほどグリップは滑らない
見た目はピカピカのツルツルですが、実際にグリップしてみると、思ったほど滑りません。
逆に吸い付くようなグリップを感じることができます。
この加工が、バレル表面のミクロ単位のデコボコを無くしているので、指紋がしっかり金属にピタッとふれて、指に吸い付く感覚を生み出しています。
このときに大切なのは、以下の3つです。
- 指の指紋がしっかりあること
- 出過ぎた手汗は拭いておくこと
- 指はハンドクリームなどでしっとりさせておくこと
この3つ全てが、ダーツにしっかりとチカラを伝えるのに必要なこととなります。
わかりやすい例えとして、指がしっとりしているときって、スマホの画面をスライドするときに滑りにくかったりしますよね。
そして、リリースのときのバツグンのダーツの抜けが、ノーグルーブ特有のポイントとなっています。
この吸い付くようなグリップとリリースの抜けから生まれるのは、伸びのある矢飛びです。
伸びのある矢飛びが特徴
人差し指と親指で優しくしっかり包み込んで、バレルに吸い付くようにグリップができたとき、「タビー」はとんでもない伸びで、ブルに吸い込まれます。
「ジョーカードライバー クリスタル タビー」の飛びがこちらです。
【ジョーカードライバー タビー】の注意点は?
先程も言った「手のコンディション」と「投げ慣れるまでに時間がかかる」という点です。
とはいえ、カットがあろうとなかろうと、ダーツを上達していくうえで、人差し指と親指の肌のコンディションを整えておくのは、必須となってきます。
愛用しているのは「アトリックス エクストラプロテクション」です。
値段は700円くらいとハンドクリームとしては少し高級ですが、値段以上の価値があります。
そして、投げ慣れるまでに時間がかかるのは、致し方ないことと考えています。
刻みがあるものと無いものでは、テニスや野球で言う、軟式と硬式くらいの差があります。
とはいえ、ダーツにおいてはそれほど時間はかからないと考えています。
そして、どのスポーツでも同じことが言えますが、基本となる動作は一緒です。
繰り返しにはなりますが、重みと形を感じて投げることが大切です。
それさえ注意して投げれば、圧倒的な伸びのある矢飛びが手に入ります。
【ジョーカードライバー タビー】の口コミ、評価、評判は?
「タビー」について、レビューを調べてまとめてみました。
評価のレビュー
かなり良いです。すごく良い触り心地で軽い力で飛んでいきます。四角のグリップはそこまでガッツリではないのですが、しっかり握れて押せる感じです。見た目もカッコいいです。
出典:DARTS SHOP MAXIM
評価のレビュー
良い意味で期待を裏切ってくれたバレル!!
後方アウトライン、特徴的な後方カットの見た目から大丈夫か?と思うかもしれないですが、実際投げると非常に投げ易い。
19.5gと少し重めですが、重さを感じない、重さに頼らず軽い力で勝手に良く飛びます。
やはり特徴の後方カットを使ったグリップがオススメかと思います。
後方をグリップした場合、後方持ちの飛びになりますが、特に問題は無く、それにより良く飛ぶ様に設計されてると感じました。
クリスタルインスパイアなのが良いですね。
ノーカットなので、JOKERDRIVER Polish加工を存分に味わい、活かせます!!
出典:楽天
【ジョーカードライバー タビー】と他の人気のバレルを比較すると?
「タビー」と他の人気のノーグルーブバレルを比較してみました。※S-DARTSさんのサイト調べ
表は左右にスクロールできます。
「タビー」と人気ノーグルーブバレル比較表
「タビー」のスペックは他の人気ノーグルーブバレルと比較して、重め、短め、太めなのが特徴です。
そして、値段については、さすが高品質のジョーカードライバーさんといったところです。
ジョーカードライバーのバレルについて、詳しく知りたい方は、下記の記事もおすすめです。
>>ジョーカードライバーのバレル完全網羅【極上5シリーズの違いを徹底解説】
他のバレルと比較検討したい方は、下記の記事もあわせてご覧ください。
>>中級者おすすめダーツバレル17選【バレル専門家が36種類投げ込んで厳選】
【ジョーカードライバー タビー】のレビューまとめ
「タビー」について、実際に投げてみたうえで、メリット、デメリットをまとめてみました。
【タビー】のまとめ
- 高級感あふれる光沢
- 投げ慣れるまでは時間がかかる
- リリースの抜けバツグンのノーグルーブ
- 左手に沈み込むようなずっしりとした重量感
- 優しく包み込むようにグリップすると、指に吸い付く
- 重みと形を感じながら投げることで、圧倒的な飛びが生まれる
「ジョーカードライバー クリスタル タビー」の吸い付くグリップから生まれるバツグンの伸びに胸が高鳴ります。
【ジョーカードライバー タビー】の価格比較と【損をしないで買う方法】
「タビー」はマキシムさん限定なので、試し投げは東京の両国店でしかできません。
お近くにお住まいの方は、試し投げをしてみて、その質感や飛びを確認したうえで、よりポイント還元があるところから買うのがおすすめです。
ショップ | 税込価格 | 備考 |
アマゾンで調べる | 35,200 | ○アマゾンポイントがお得 |
楽天市場で調べる | 35,200 | ◎楽天ポイントが超お得 |
マキシムで調べる | 35,200 | ○7,700円以上で送料無料 |
「ジョーカードライバー クリスタル タビー」
価格比較表 2021年5月25日現在
試し投げできない方は、この記事を参考にしていただいて、買うかどうか決めてください。
そして、試し投げ程度では、このバレルの良さはわかりません。
とはいえ、正直言って、バレルの中ではかなり高額な方なので、悩みますよね。
ただひとつ言えることは、このバレル、お値段以上です。
本記事の執筆者