今回はそんな疑問に、徹底的に答えていきたいと思います。
- 軽いバレルの特徴を知りたい
- 軽いバレルのメリット、デメリットを知りたい
- 自分が軽いバレルが合うかどうか知りたい
- おすすめの軽めのバレルを教えてほしい
この記事の内容
- そもそも軽いって何グラムから?
- 軽いバレルはフワッと飛ぶのが特徴
- 軽いバレルのメリット3つ
- 軽いバレルはどんな人に合うのか
- 軽いバレルのデメリット
- 軽いバレルはどんな人に合わないのか
- 重いバレルのメリット・デメリット
- 軽いバレルおすすめ2選
本記事の執筆者
この記事で分かること
軽いダーツバレルは何グラムから?
軽いバレルは、16,17g以下の重さだと考えています。
理由は以下の3つです。
- ダーツショップ4店の「軽いと表記される重さの平均」が15.55g以下
- ツイッターのダーツプレイヤーさんの81%が16,17g以下を軽いと感じている
- ダーツ歴10年目のわたくしの感覚的に、17g以下は軽いと感じる
最近はバレルの重さがどんどん重たくなっている傾向にあるので、「軽い」と感じる重さも上がっていっているように思います。
そこで、各ダーツショップの軽いと表記されているグラムについて調べて、表にしてみました。
TiTO | ~15.9g |
マキシム | ~16g |
エスダーツ | ~16.1g |
ダーツハイブ | ~15g |
平均 | ~15.55g |
ツイッターのみなさまに、「軽いバレルは何グラムから?」と聞いたときの、投票結果がこちらです。
みなさんがバレルを持ったときに、軽いと感じるのは何グラムからですか?
— ふれっど🎯元ダーツプロ【人生にダーツという彩りを。バレルというスパイスを】 (@fredchic_s) December 6, 2020
わたしは17gくらいから、軽いと感じます。
ダーツショップを調べるとこんな感じです。
TiTO
〜15.9g
マキシム
〜16g
エスダーツ
〜16.1g
ダーツハイブ
〜15g
RTご協力よろしくお願いします😆
81%の方が、16,17gから軽いと感じているようです。
軽いダーツバレル(16,17g以下)はふわっと飛ぶのが特徴
軽いバレルは、放物線を描いて飛ばすイメージの方におすすめです。
たとえば、ふわふわに丸めた乾いた軽いティッシュと、濡れて重たくなったティッシュを丸めたものでは、おなじようにゴミ箱に投げても、飛びの軌道が全然ちがいますよね。
ダーツをフワッと飛ばしたいかたには、軽めのバレルがピッタリです。
軽いダーツバレル(16,17g以下)のメリットと合う人は?
軽いバレルは初心者・中級者の方におすすめです。
理由とメリットは以下の3つです。
- しっかり飛ばす練習になる
- 長時間投げていても疲れにくい
- ダーツの軌道をイメージしやすい
しっかり飛ばす練習になる
3本しっかり投げて飛ばすことが、3本のまとまりにつながります。
上に飛んだり、まっすぐ飛んだり、飛びが安定しないと、投げた3本がバラバラになりやすいですよね。
バレルの重さに頼りすぎると、飛ばすチカラが育ちにくいのです。
長時間投げていても疲れにくい
軽いバレルと、重いバレルは3g以上変わってくるので、長時間投げていると、その差が大きくあらわれます。
チカラが入った状態で、何グラムも重いバレルを投げ続けると、当然疲れるし、筋肉痛になるので、だんだんダーツが飛ばなくなっていくはずです。
私の場合は、カウントアップ1回投げるのに約3分です。
カウントアップ1回で3スロー✖︎8ラウンドで24スローなので、60分投げると、480スロー。
3時間投げると、休憩を考えても、1000スローを超えます。
ダーツの軌道をイメージしやすい
軽いバレルはフワッとした軌道を描くので、基本的なダーツの飛びのイメージを作りやすいです。
投げ方が大きく変わるからです。
どんなに飛びの良いバレルでも、必ず下に落ちます。
下に落ちることを想像しやすいので、ダーツを斜め上に飛ばす練習になります。
軽いダーツバレル(16,17g以下)のデメリットと合わない人は?
16,17g以下を軽いバレルと定義すると、デメリットはあまりありません。
合わない人も、あまりいないのではないかと考えています。
しいていうなら、この2点です。
- ハウスダーツ(10〜14g)くらい軽いと、グルーピングしたときにバレル同士がぶつかって弾かれることがある。
- 重さを感じにくいので、飛ばしにくい。
とはいえ、16g,17gもあれば、充分グルーピングしますし、飛びます。
たとえば、この「パイロ ストレート」は、バレル単体重量16.5gですが、このようにとんでもなくグルーピングします。
そして、飛びも重めのバレルよりもバツグンにいいです^^
重いダーツバレル(20g以上)のメリット・デメリットは?
重いダーツバレルの、メリットとデメリットは以下のとおりです。
重いバレルのメリット
- バレルの重みで飛ばしやすい
- 矢速が早い、矢速が落ちにくい
- ダーツボードに、重く深く刺さる
- 手に持ったときの重量感を感じやすい
- しっかり飛ばすことができれば安定する
- グルーピングしたときにバレルが弾かれにくい
重いバレルのデメリット
- 下に落ちやすい
- チップが折れやすい
- コントロールが難しい
- ダーツボードの消耗が早い
- 飛ばすスキルが育ちにくい
理由や重いバレルの特徴については、過去の記事「【必見】バレルの重さはダーツスキルを左右する【知らないと損です】」で徹底的に解説しています。
【必見】バレルの重さはダーツスキルを左右する【おすすめの重さも】
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軽いダーツバレルおすすめ2選
ダーツ初心者、中級者の方におすすめする「軽めのバレル」について、2つ紹介します。
エンプレチュ
「エンプレチュ」は初心者の方や、山なりの飛びのイメージの方にピッタリのバレルとなっています。
実際に買って、投げてみた感想については、レビュー記事「【ダーツバレル エンプレチュ レビュー】坂口ゆきえ選手【綺麗な弧を描きます】」をどうぞ。
こちらもCHECK
【ダーツバレル ティガ エンプレチュ レビュー】坂口優希恵選手【虹のような弧を描くバレル】
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パイロストレート
「パイロストレート」は初心者から中級者の方まで、幅広く投げやすいストレートバレルとなっています。
また、鋭い飛びのイメージの方に合っています。
バレルのカットの部分が、指に絶妙にかかって、きれいに抜けていくことで、飛びがシャープです。
詳しくレビューした記事「【ダーツバレル パイロストレート レビュー】星野光正選手【衝撃の飛びと抜け感】」については、こちらをご覧ください。
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【ダーツバレル パイロストレート レビュー】ターゲット 星野光正選手【衝撃の飛びと抜け感】
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まとめ:軽いバレルは圧倒的メリットあり【ダーツスキルが上がる3つの理由】
最近は重いバレルが人気で、20g以上のバレルを使う方が多いですが、メリットのわりにデメリットが多いと考えています。
逆に「軽いバレル」はデメリットが少なく、メリットが大きいです。
とくに上達したい初心者、中級者の方は、まずは16~17gの軽めのダーツで「飛ばす練習」から始めてみてはいかがでしょうか。
軽めのバレルのメリット
- しっかり飛ばす練習になる
- 長時間投げていても疲れにくい
- ダーツの軌道をイメージしやすい
軽めのバレルのデメリット
しいて言うなら、ハウスダーツ(10〜14g)くらい軽いと、グルーピングしたときにバレル同士がぶつかって弾かれたり、飛ばしにくかったりする。
とはいえ、16,17gあれば、充分グルーピングするし、しっかり飛ぶ。
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