こんにちはー!ふれっどです。

元ダーツプロです!
今回は、自分のフォームに悩んでいる方、調子が悪くてフォームを修正したい方に向けて、是非意識していただきたい3つのポイントについて、解説したいと思います。
・セット、テイクバック、フォロースルーの位置よりも脱力することが大事
・最低限の力で飛ばせるように、リリースの瞬間に手首を返すことが大事
・効率的に飛ばすために、テイクバックからリリースする瞬間までは肘を動かさないことが大事
ダーツのフォームはとにかく脱力することが大事
セット、テイクバック、フォロースルーをするときは、とにかく力を抜く意識を常に持ってみてください。
セット=ダーツを構える
テイクバック=ダーツを引く
フォロースルー=ダーツを離したあとの手の伸び
なぜなら、力が入っていると動きが硬くなる、毎回同じフォームができなくなる、リリースポイントでダーツを離せなくなる等の原因となるからです。
リリース=ダーツを投げる瞬間に手を離すこと、ダーツの手離れ
私は力が入ってしまうことが多いので、投げる前と投げる瞬間に、「(力を)抜いて、(力を)抜いて、(軌道に)乗せる!」と何回も自分に言い聞かせて、それだけを考えて投げています。
フォームで大事なのは、セット、テイクバック、フォロースルーの位置ではなく、それぞれが脱力することなのです。
また、力を抜くことで、ダーツの矢角が下がってしまうことを防止してくれます。
力を入れれば入れるほど、手首の倒せる角度が小さくなりますし、指にダーツがひっかかりやすくなるからです。
ダーツをセットした状態で、グッと力を入れて握ってもらえればわかると思います。
力を抜いた状態でセット・テイクバックすると、自然とダーツの矢角が上がり、よりダーツが飛びやすくなります。
リリースする瞬間に手首を返す
リリースする瞬間に手首を返すことで、より少ない力でダーツを飛ばすことができます。
なぜなら、手首のスナップをきかせることができるので、ダーツを離す瞬間のスピードが上がるからです。
例えば、バスケットボールをシュートする時、野球でボールを投げる時、テニスでサーブを打つ時、バレーボールでアタックをする時の、利き手の動きを意識して貰えればわかりやすいと思います。
どのスポーツも、より早く、遠くに飛ばすために、手首のスナップをきかせていることがわかると思います。
最初に述べたとおり、脱力して、最低限の力でダーツを飛ばすことが大事ですので、リリースする瞬間に手首を返すことが重要なのです。
テイクバックからリリースするまでは肘を固定する
テイクバックからリリースする瞬間までは、肘を動かさないことが大事です。
なぜなら、肘を起点として腕を振ることで、ダーツを飛ばす力を効率的に加えることができる(遠心力を使う)からです。
ですから、セットからテイクバックする時に肘が動いてしまっていても、リリースした後のフォロースルーで、肘が動いてしまっていてもなんの問題もありません!
逆に肘を固定しようとしすぎると、変な力が入ってしまうので、無理に固定することはおすすめしません。
大事なのはテイクバックからリリースする瞬間までは肘を動かさないということです。
まとめ
ダーツのフォームについて、意識していただきたいポイントを解説しました。
まとめると以下のとおりです。
- とにかく脱力する
- リリースする瞬間に手首を返す
- テイクバックからリリースするまでは肘を固定する
フォームはとてもデリケートで、ほんの少し変えただけでも、さらに調子を崩してしまうことがあります。
調子を崩してしまうと、モチベーションが下がってしまうので、最悪の場合ダーツを辞めてしまう方もたくさん見てきました。
なので、無理にフォームを変える必要はないと私は思います。
この記事に書いたポイントをまずは押さえて、実践してもらって、それでもダメならテイクバックを変える、セットを変える等、挑戦してもらえたらと思います。
また、モチベーションが下がってしまった方に意識していただきたいポイントについてもまとめていますので、是非読んでみてください。
この記事がほんの少しでもお役に立てたら嬉しいです。
これからも役立つ情報を配信していきたいと思っています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

したらまたっ!
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